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食事量や運動量での調整
一番最初に見直すべきところですが、運動量より食べる量が多ければ太るし、逆だと痩せるのは当たり前。
基本的には、ダイエットしたいワンちゃんは今の食事量の20%を減らし、
太らせたいワンちゃんは今の食事量の10%を増やします。
2週間後の体重の変化を見ます。
ワンちゃんの体重1〜3%位の変化が1つの目安です。
たとえば、5kgのワンちゃんなら、50〜150gとなります。
気長に無理なく行っていくことが大切です。
まったく変化がない場合、上記と同じことをさらに行います。
おやつが多いワンちゃんはフードよりおやつを減らすことから始めましょう。
「量が少ないのでかわいそう」とお野菜などでカサを増やす飼い主様もいらっしゃいますが、あまりおすすめは出来ません。
もし入れるとしても少量にしましょう。
多く与えてしまうと胃が大きいままになり、量を食べないと満足できず、かえってワンちゃんにかわいそうな思いをさせることになりかねません。
食事のバランスは良いでしょうか?
ワンちゃんは人間と同じ雑食のため、3大栄養素(脂肪・たんぱく質・炭水化物)の割合は似ていますが、必要な栄養素の割合は大きく違います。
特に手作り食を与える場合、ペット栄養学の正しい知識がない限り、ドッグフードと混ぜて与えることをおすすめします。
食事の増減にも限度があります。
減らしすぎても食事の中で十分な栄養がとれず健康にもよくありません。
また、体重が増えないワンちゃんの場合、量を増やした分、ウンチの量ばかり増えたり、増やしすぎると下痢を起こす可能性も考えられます。
痩せたいワンちゃんの場合は運動量を増やすことも考えられますが、太ったワンちゃんにとって長時間の運動は足腰に負担がかかりますので、様子を見ながら徐々に運動量を増やす様にしましょう。
体が軽くなってくれば動きも自然と変わってきますので、食事と同様、焦らず徐々に行うことがポイントです。
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