「胴長」「短足」愛くるしい体型のミニチュアダックスフンド!
ワンちゃんはそれぞえの犬種によって役割があります。
ダックスフンドは狩猟犬でアナグマの巣穴にもぐって吠えてアナグマを留め、猟師に知らせることが役割でした。そのため、しつこくで頑固なところがありますが、人間に忠実でフレンドリーな犬種です。

しつけのポイントは、ダックスフンドより飼い主がしつこさで根気強く良いことと悪いことを教えて主従関係を作ることです。ダックスはとても賢いので主従関係ができると飼い主の指示を聞くことが喜びになり、飼い主をよく見て理解するワンちゃんになります。
表情が豊かで飼い主の方も理解しやすく、コミュニケーションがとりやすいのもダックスの特徴です。
迎える際の準備をcheck!
看板犬やお客様のワンちゃん達の経験でのアドバイスをさせて頂きます★
ミニチュアダックスフンドの子犬を迎える前に
●用意しておくもの
ミニチュアダックスフンドとの暮らしは、まずは準備からはじまります。以下のアイテムをそろえておきましょう。
・サークル
安心して眠れる場所に。狭すぎず、広すぎず、「寝床」と「トイレ」がきちんと分けられる程度の大きさがおすすめです。
DDでは・・・分けてサークルで過ごさせていると自分できちんと覚えてくれるので、9割トイレ訓練された状況でお引き渡しとなります。新しいおうち、慣れない環境、覚えられていない中でサークルから出す時間が長いと覚えられなくなる可能性があるので注意。当店では環境の変化に合わせられるように折りたたみできるサークルを仕様しています。
・ベッド、ブランケット
柔らかく、洗いやすいものが良いでしょう(最初はおしっこをしてしまう可能性もあるので)
冬であれば保温性も重視してあげましょう。
DDでは・・・事前に飼い主様や先住犬の匂いの付いたものをお預かりして、新しいおうちに行った時に子犬ちゃんが安心できるように工夫しております。ミニチュアダックスフンドは潜るのが好きな子が多いのでDDではトンネルベッドも販売しております。
・ドッグフード、食器
ブリーダーさんが与えていたフードを確認し、まずは同じものを用意しましょう。
DDでは・・・DDフード「パピー」を与えています。成長に応じて粉、粒、など与え方が違いますので、お引き渡しの際にご説明させて頂きます。
・給水用品
お皿または給水機を用意しましょう。子犬の時には飲みすぎるので注意。
・トイレシーツ
新しいおうちは初めての場所、慣れない場所。最初は失敗してOK!出来たら褒めましょう。
ミニチュアダックスフンドは胴が長いため、前足がシートに入っていてもお尻が出ていることがあるのでワイドサイズがおすすめです。
・おもちゃ
噛んでも安心な素材を。身体に見合った大きさがおすすめ。
・首輪、リード
お散歩はワクチンが終わってからになりますが、家の中で慣れさせておくと良いでしょう。
・掃除用品
ウエットティッシュやトイレットペーパー、消臭スプレー、うんち袋…トイレのあとや汚れた時などに備えましょう。
・キャリーバッグ、クレート
動物病院や外出時にあると便利。クレートは災害時の避難や、普段も安心できる場所=寝床としても使えます。
DDでは・・・事前にお預かりして、子犬ちゃんがお迎え初日の時点で慣れるように、移動の際に仕様させて頂くことが可能です。特に電車で帰られる方はなるべくお預け下さい。バッグはDDでも販売しております。
・ケア用品(ブラシ、歯ブラシ、爪切りetc)
短毛、長毛でブラシの種類を選びます。ブラッシングはスキンシップにもなります◎
爪が伸びすぎるとケガの元になることも。特にダックスフンドの場合は短めに切ることをおすすめしています。
・滑り止めマット、シート
フローリングの場合は、関節や腰に負担がかからないように敷いてあげることをおすすめします。
1回目のワクチンは当店で行いますが、お引き渡しの時期により2回目、3回目のワクチンは飼い主様に動物病院へ行って頂きますので、動物病院を決めるのも忘れずに。
ドキドキ★ミニチュアダックスフンドを迎える当日
いよいよ待ちに待ったミニチュアダックスフンドを迎える当日。ミニチュアダックスフンドの子犬ちゃんが新しい家族になる記念日は飼い主様にとってもワクワクドキドキの日。
ミニチュアダックスフンドの子犬は…というと新しい環境、普段の生活からの大きな変化を経験することになります。怖がらないように「静かにゆっくり」接し、愛情をもって接してあげてくださいね。
・ミニチュアダックスフンドの子犬を迎えに行く時は
初日1日の中で新しい環境、飼い主様に慣れる時間が少しでも長くあるようになるべく午前中~昼が良いでしょう。帰ってからすぐに寝かしつける時間帯は避けましょう。
電車で迎えに行く場合はキャリーバッグやクレーとで運びます。車でも電車でも、乗り物酔いをして食事を吐いたりする可能性もあります。タオルやトイレシーツは十分に用意してください。また、移動が長い場合は子犬ちゃんの喉が渇かない様、お水を準備しておくと良いでしょう。
楽しいお迎え後の生活
ダックスに限らず、最終的にはしつけ次第になることはどの犬種も同じですが良い関係を築くためにも最初が肝心です。迎えてからどのように子犬に接していけばよいか、銀座ダックスダックスの経験を含め、お伝えしていきたいと思います。
・トイレは失敗しても叱らず、褒めて伸ばす!
DDでは、生後30日くらいから寝る場所とトイレの場所を分けるようにします。寝る場所にはタオルや毛布を敷き、トイレの場所にはトイレシートを敷きます。タオルやシーツにおしっこをしてしまったら新しいものにかえます。
逆にトイレシーツはきれいなものでなく、少しおしっこが残っている状態で臭いが残るようにします。このような環境にすることにより、教えなくても自然と寝るところとトイレシートを区別してトイレが出来るようになります。
しかしお引き渡しをして新しいお家に行ったときの対応次第で出来なくなる可能性もあります。
子犬ちゃんはいきなり広いところに出してしまうとどこがトイレか迷ってしまいます。ポイントは最初から広い所に出さず、サークルの中に入れ、シートにおしっこをしたらたくさん褒め、少し慣れてきたらサークルから出してみます。
子犬の性格にもよりますが、新しい場所に興味津々。きっと臭いを嗅ぎながら探索すると思います。トイレシートはサークルの外にも敷く場所を作っておくとよいです。トイレを覚えるまではおしっこの匂いが残ったトイレシートを敷くようにしましょう。初めての場所で身体が小さい子犬ちゃんにとって、いざトイレに行きたいと思ってもトイレシートまで行けるものではありません。飼い主さんもよく観察して頂きたいのですが、おしっこやうんちをする時ほとんどの子犬ちゃんは、ソワソワしたりクルクル回ったり落ち着きがなくなります。そのタイミングで抱っこしてトイレシートに連れて行っておしっこをしたらとにかく褒めます。
足の感覚で覚えていくので何度も繰り返すことが必要ですが、「ここでおしっこやウンチをすると褒めもらえる」とわかってくると子犬ちゃんはトイレシートにするようになります。もし、粗相をしても叱らないで静かに片付け、消臭スプレー等で匂いを消して下さい。「ダメでしょー」「アーア」など過剰な反応をすると子犬ちゃんは飼い主さんが喜んでいると思ってしまい、「ここでやると喜んでくれる」と間違って覚えてしまいます。人間の行動がワンちゃんに誤解を与えてしまうこともあるので注意です。
サークル内でできるようになったら徐々に広いところに出してサークルから出てもトイレができる子にしていきましょう。
・子犬の夜鳴き、どうして起こるの?
初めての知らない場所は、不安でいっぱい。寂しくて鳴くことがあります。
だからといって、抱っこしたい構ったりすると「鳴けばきてくれる」と覚えてしまい、夜鳴きが続く原因となります。
お迎えの際、子犬ちゃんがどんな環境だったか、食事時間や就寝時間など、生活パターンを聞いておき最初はなるべく近い状態で過ごさせてあげるとよいでしょう。
安心できる寝床を作る・・・以前から使っていたタオルやブランケット、おもちゃなどあれば一緒に入れてあげましょう。サークルに布をかけて暗めにしてあげるのも良いでしょう。
特に冬は寒さもあるので、ペットヒーターなどで温かさを確保すると安心感も増します。
寝る前にしっかり遊ばせる・・・日中や夕方に遊ばせてあげることで夜ぐっすり眠りやすくなります。お散歩が出来るようになればお散歩も。
DDでは昼間に人がいて、夜にはいない生活なので、暗くなると・夜になると自然に寝る子が多く、夜鳴きをしない習慣が身に付いています。新しいおうちに行った時も、寝る前にたくさん遊ばせて寝させるようにお伝えしています。自然にそういった環境を作ってあげられるとよいでしょう。
・子犬への叱り方 →伝え方
しつけは大事ですが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。子犬はまだ物事を理解していないので、「叱る」というよりも「伝える」と考えていきましょう。
現行犯で伝える・・・3秒以内が目安の3秒ルール。
大きな声を出したり叩いたりしない・・・「だめ」「いけない」と低い声・短い言葉で伝えるだけでOKです。叩いたり危害を加えることは絶対にやめてください。
代替行動を教える・・・電気の線を噛む→「だめ」→噛んでよいおもちゃを出してあげる、という風に教えてあげましょう。悪い行動を伝えるだけでなく、良い行動を教えてあげて下さい。
「褒める」優先・・・「だめ」より、良い行動をした時に大袈裟なくらい褒める方が効果的。【これをすると褒められる】【これをすると無視される/「だめ」と言われる】を通して学んでいきます。
手を噛んだり、電気の線を噛むことは将来的な問題を引き起こしたり、命にも関わります。そういった時には「だめ」と伝えたり、トイレ以外でトイレをしたり、夜鳴き、かまってほしくて吠えている時には無視をするように、状況に応じて対応していきましょう。
DDでも良い行動をしたらとにかく褒めるようにしています。おしっこをトイレでした時に褒めまくっていたら、目が合うと「トイレでしてるよ!」と言わんばかりにこちらをみながらおしっこをするようになったりと、とにかく子犬は「褒めて伸ばす」を実践しています。
ミニチュアダックスフンドとの暮らしは、毎日がちょっと楽しくて温かくなる時間の連続です。専門店として、どんな小さなことでもご相談頂ける存在でありたいと思っています。
新しい家族との始まりを、心から応援しています。
銀座ダックスダックスでは歴代35匹以上の看板犬、お客様のワンちゃん達と過ごしてきた経験があり、知識だけではないアドバイスをさせて頂けます。
分からないこと、困ったことがあればお電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さいね。特に子犬期は毎日のように変化があるのでいつでも何度でもお問い合わせ下さいませ。
TEL:03-3535-4772
メール:staff@dachs.jp
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